わたしたちの志

VISION

キサラエフアールカンパニーズの原点は、
二〇〇〇年、山あいにひっそりと開いた一軒の蕎麦屋でした。
自然の恵みに感謝し、地域の素材を活かしながら、
地元の魅力を料理として表現する──そんな想いから始まりました。

そこから、鳥獣被害という地方の現実に正面から向き合い、
「いのちをいただく」という思想を表現したレストランや宿泊施設を開業し、
食を通して自然と調和する地域の循環と文化を発信してきました。

私たちは、地方にある“課題”を“価値”へと転換することこそが、
これからの時代に求められる挑戦だと信じています。
田舎だからできないのではなく、田舎だからこそできることがある。
小さな一歩の積み重ねが、やがて世界へ届く未来を信じて
──これからも私たちは、里山から挑み続けます。

情熱

才能に地図はいらない。ここが、挑戦の拠点だ
私たちのふるさと・谷汲は、豊かな自然と文化に恵まれながらも、
人口減少や鳥獣被害といった地域課題に直面してきました。
そんな中で私たちは、「この地に生きる意味」と「地域の可能性」をもう一度見つめ直すところから始めました。

ジビエ事業に取り組んだのも、単なる獣害対策にとどまらず、
“命をいただく”という本質を大切にしながら、谷汲の恵みを活かし、価値に変える挑戦です。
食肉処理施設やレストラン、農業、観光施設の運営など、
一見バラバラに見える事業も、「地域資源を循環させ、地域の力を育む」という一つの想いでつながっています。

私たちは、過疎地の中山間地域からでも、
新しい価値や雇用を生み出せることを証明したい。
そして子どもたちが「ここで生まれてよかった」と思える地域を、地域の皆さまとともにつくり上げていきたいと願っています。

株式会社キサラエフアールカンパニーズ　　代表取締役　所 千加

社長メッセージ
私たちキサラエフアールカンパニーズは、地方の小さな町からスタートしました。資本も人材も豊富とは言えない環境の中で、私たちが持っていたのは「やる」という意志と、「できる」と信じる心だけでした。 日本の地方には、まだ世界が知らない価値がたくさん眠っています。私たちはそれを信じ、ここから世界に通用するサービス・商品を生み出すことを目指してきました。そして、これからも挑戦を続けます。 「田舎だからできない」ではなく、「田舎だからこそ見えるもの」「田舎からだからこそ届けられるもの」があると、私たちは信じています。 小さな一歩を積み重ね、地方から世界へ。私たちの挑戦は、まだ始まったばかりです。